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従業員の雇用と処遇を守りたいとき

長く一緒に働いてきた従業員の方がこの先どうなるのかは、譲渡を考える経営者の多くが気にかけておられる点です。雇用や処遇は、相手先と取り決めることができる条件の一つです。大切にしたいことを先に整理し、それに合う相手先を探すという順番で考えてまいります。

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はじめに知っておきたいこと

雇用の維持は条件として取り決められます

雇用の維持や労働条件の引き継ぎは、交渉の条件として相手先と取り決めることが可能です。最終契約に明記する形で合意することが一般的ですので、ご意向をお聞かせいただければ、その前提で候補先を選定いたします。

伝える時期は先に方針を決めます

従業員の方への開示は、早すぎると動揺や離職につながるおそれがあり、遅すぎると不信感が残る場合があります。誰に、いつ、何を伝えるかを、あらかじめ決めてから動くことが宜しいかと思います。

譲渡後の説明と対話が支えになります

譲渡の直後は、ご自身の処遇がどうなるのかを従業員の方が気にされる時期です。決まっていないことがあっても、いつまでに決めてお伝えするかを示すことで、不安を和らげやすくなります。

考える順番

  1. 雇用の維持や労働条件について、譲れない点と、相手先と相談できる点を書き出します。
  2. そのご意向を最初にお伝えください。前提としたうえで、合う相手先を候補として探します。
  3. 限られた役員、中核となる方、全従業員という段階ごとに、お伝えする時期の方針を決めます。
  4. 雇用、給与、体制、変わる時期など、従業員の方が知りたいことへの答えを準備します。

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