M&A ADVISORY

M&Aアドバイザリー

成約の先にある統合シナジーを見据えた、戦略的M&Aをご支援します。

FAと仲介の違い

M&Aのご支援には、大きく2つの立場があります。どちらが適しているかは、案件の規模や交渉の難易度、社内体制の整備状況によって変わります。

売り手当社買い手

FA(フィナンシャル・アドバイザー)業務

譲渡企業または譲受企業のいずれか一方に付き、その立場で利益を最大化するための助言を行います。戦略の立案、企業価値の目安の整理、交渉方針の設計、社内体制の整備までを担い、会社分割などの再編スキームの設計にも踏み込みます。

  • M&Aに向けた社内整備
  • 経営者・役員への指導と助言
  • 会社分割等の組織再編の主導
  • スキーム立案とスケジュール策定
  • 企業価値の目安の整理と交渉レンジの設定
  • 専門家の選定とプロジェクト管理

着手金と月額報酬が発生する、コンサルティング型の契約です。

売り手当社買い手

仲介業務

譲渡企業と譲受企業の双方と契約し、中立的な立場で合意形成を支援します。相手先の探索から交渉の媒介、成約までをご支援します。

  • 候補企業の探索と選定
  • ノンネーム打診とネームクリア
  • 交渉の媒介と利害の調整
  • 諸条件の交渉支援
  • トップ会談の設定と同席
  • クロージングまでの進行管理

完全成功報酬制のため、着手金・月額報酬は発生いたしません。

※仲介業務においては、探索・媒介した相手方当事者からも別途報酬を受領する場合があります。

料金・報酬体系  成功報酬の試算  コラム:仲介とFAの違い

ご相談から成約までの流れ

標準的な所要期間は6ヶ月から1年程度です。各段階で貴社のご判断を仰ぎながら進めます。

準備・探索フェーズ

  1. 1目標設定・事前準備インタビュー/NDA締結/リサーチ
  2. 2アドバイザリー契約重要事項の書面説明/体制の組成
  3. 3打診開始アプローチ先選定/ノンネーム/ネームクリア
  4. 4簡易調査・意向表明条件確認/意向表明書(LOI)

交渉・実行フェーズ

  1. 5トップ会談双方経営者の面談/基本合意書の締結
  2. 6デューデリジェンス財務/ビジネス/法務(独立した専門家が実施します)
  3. 7最終契約・クロージング最終契約締結/譲渡手続の完了/決済
  4. 8譲渡実行・PMI業務引継/統合プロセスの推進

標準期間

6ヶ月〜1年程度

契約期間は6ヶ月。14日前までにお申し出がなければ3ヶ月ごとに自動更新されます。

貴社のご負担

資料のご提供とご判断

正確な資料のご提供をお願いします。当社は提供資料の正確性を独自に検証する義務は負いません。

専任のお願い

当社を唯一の窓口として

契約期間中は他のM&A仲介会社・FAへの重複依頼はご遠慮ください。

価値を測り、売れる形に組み替える。

M&Aの価格に唯一の正解はありません。加えて、会社の形を組み替えることで、評価そのものを上げられる場合があります。

企業価値評価の3つの手法

年買法(時価純資産+営業権)

時価純資産+営業利益の数年分。中小企業のM&Aで広く用いられています

DCF法

将来キャッシュフローの現在価値。成長性を反映できます

類似会社比較法

同業上場企業のEBITDA倍率等と照合し、妥当性を検証します

企業価値の簡易算定参考資料として簡易に算定した概算額をお出しします。

「そのままでは売りにくい会社」を組み替える

会社の状況組み替え方

事業と資産が混在している

会社分割で本業を切り出し、不動産等は元の法人に残す

不採算部門が足を引っ張る

不採算部門を整理したうえで、黒字部門を譲渡

複数事業をそれぞれ譲渡したい

事業ごとに新設分割し、それぞれ別の相手先へ

※組織再編は「M&Aの前」に手を打つほど効きます。債権者保護手続、労働契約承継法に基づく通知、許認可の再取得、税制適格要件の検討など、当社がスキームを立案し、弁護士・公認会計士・司法書士と連携して実行を主導いたします(FA・コンサルティング業務に含まれます)。

スキームから探す株式譲渡、事業譲渡、会社分割などの違いをまとめています。

私たちの立ち位置と、遵守していること

貴社の専任窓口としてFAの機能を果たしながら、成立に向けて双方の利害も調整します。この構造を、最初に開示します。

売り手当社買い手

FA型

依頼者の利益に専念できる一方、交渉が長期化しやすい面があります。

売り手当社買い手

仲介型

成立までが速い一方、利益相反の懸念が指摘されます。

貴社当社相手方

当社:FA兼仲介型

貴社の専任窓口として探索し、双方から報酬を受ける場合は契約書に明示したうえで着手します。

両手取引について

当社は、探索・媒介した相手方当事者からも報酬を受領することがあります。契約書に明記し、ご承諾をいただいたうえで着手いたします。一方の利益のみを不当に害する行為は行わず、セカンドオピニオンの取得も制限いたしません。

中小M&Aガイドライン(第3版)の遵守

契約前の書面説明
利益相反の内容と措置/料率テーブルと最低報酬/テール条項/解約条件
利益相反の禁止事項
優先マッチングや価格の不当な誘導、伝達事項の秘匿は行いません
デューデリジェンス
独立した公認会計士・弁護士等をご紹介し、当社は進行管理のみを担います
苦情・ご相談の窓口
担当者を介さず直接ご連絡いただけます contact@florentyna.co.jp

中小M&Aガイドラインへの対応

※FA=フィナンシャル・アドバイザー。M&Aの一方の当事者に就き、助言と交渉支援を行う専門家
※DD=デューデリジェンス。買収対象の財務・税務・法務等を、独立した専門家が精査する調査
※テール条項=契約終了後も一定期間内は、当社が紹介した先と成約した場合に報酬が発生する条項
※本ページで使用している専門用語はM&A用語集でご確認いただけます。

モデルケース(想定の事例)

よくいただくご相談をもとに、進め方の一例をまとめた想定の事例です。実在する特定の会社の事例ではございません。進め方や期間は、会社ごとの状況によって変わります。

モデルケース

  • 製造業
  • 従業員 数十名
  • 株式譲渡

後継者が決まらないまま、70代を迎えた

  1. 課題

    親族にも社内にも、引き継ぐ方が見当たりません。取引先と従業員に迷惑をかけない形で引き継ぎたいものの、何から始めればよいか分からない状況です。

  2. 進め方

    決算書と株主名簿の整理から始め、技術と取引先との関係を、買い手に伝わる資料にまとめます。雇用の継続を条件として、候補先に社名を伏せて打診します。

  3. 目指す姿

    株式譲渡により、会社と雇用をそのまま引き継ぎます。社長は一定の期間、顧問として残り、取引先への引継ぎを進めます。

モデルケース

  • IT・ソフトウェア
  • 従業員 十数名
  • 会社分割と株式譲渡

受託開発と自社サービスが、一つの会社に混ざっている

  1. 課題

    自社サービスに関心を持つ相手はいるものの、受託開発の事業と人員が同じ会社にあり、そのままでは評価が難しいと言われています。

  2. 進め方

    事業ごとの損益と、人員・契約がどちらの事業のものかを整理します。自社サービスを新設分割で切り出し、切り出した会社の株式を譲渡する形を設計します。

  3. 目指す姿

    自社サービスは、事業を伸ばせる相手先に引き継ぎます。受託開発は元の会社に残し、経営を続けます。

モデルケース

  • 小売業(多店舗)
  • 十数店舗
  • 事業譲渡

店舗ごとの収益の差が大きく、全体の業績が落ちている

  1. 課題

    収益のある店舗と、そうでない店舗が混ざっています。会社全体での譲渡は難しいと言われ、打つ手が見えない状況です。

  2. 進め方

    店舗ごとの損益を出し、残す店舗と譲る店舗を分けます。賃貸借契約と従業員の引継ぎを確かめ、譲る店舗を事業譲渡の対象としてまとめます。

  3. 目指す姿

    一部の店舗を、同じ業態を広げたい会社に引き継ぎます。残した店舗に、人と資金を集めます。

このページに関するご質問

まだ売却するかどうか決めていないのですが、相談してもよいでしょうか。

まだ具体的に決めていない段階でのご相談を、数多くお受けしております。売却するかどうかを判断するには、ご自身の会社がどのように評価されるのか、どのような相手先が考えられるのかを知っておく必要がございます。

その材料をお出しするところからお手伝いいたしますので、検討の入口としてお使いいただければと思います。会社の価値がいくらか、どのような選択肢があるかを知ったうえで「今は動かない」と判断されるのも、立派な経営判断だと考えています。

従業員や取引先に知られずに進めることはできますか。

秘密保持は特に重視している点でございます。相手先候補への打診は、まず社名が特定されない範囲で概要をまとめたノンネームシートから始めます。関心を示された候補先とは秘密保持契約を締結したうえで、はじめて具体的な情報を開示いたします。

情報の出し方は、常に貴社にお決めいただきます。社内につきましても、どの段階で誰にお伝えするかをご相談のうえ進めてまいります。従業員の方への開示時期は、案件の成否そのものに関わる重要な論点ですので、方針を決めてから動くようにしております。

従業員の雇用は守られますか。

従業員の方の雇用継続は、譲渡を検討される経営者の多くが特に気にされる点でございます。交渉の条件として、雇用の維持や労働条件の引き継ぎについて相手先と取り決めることが可能です。

最終契約に明記する形で合意することが一般的ですので、ご意向をあらかじめお聞かせいただければ、その前提で候補先を選定してまいります。

赤字続きですが、売却は可能でしょうか。

赤字であることが、ただちに譲渡できない理由にはなりません。技術や許認可、顧客基盤、人材といった、決算書には表れない価値に着目する買い手は存在いたします。

また、収益性のある事業だけを会社分割で切り出して譲渡するなど、スキームを工夫することで成立する場合もございます。財務状況を含めて一度お聞かせいただければ、取りうる選択肢をご提示いたします。

会社全部ではなく、一部の事業だけを譲渡できますか。

会社全体ではなく、特定の事業だけを譲渡することは可能でございます。事業譲渡や会社分割といった手法を用います。

どの手法が適しているかは、引き継ぐ契約や許認可の内容、税務上の影響によって変わってまいります。当社は再編スキームの設計から関与いたしますので、切り出し方の検討段階からご相談いただけます。

譲渡後も経営に関わり続ける必要がありますか。

譲渡後も一定期間、代表者や幹部の方に残っていただくことを買い手が希望されるケースは多くございます。引継ぎ期間として半年から2年程度を設定することが一般的です。

逆に、早期に退任されたいというご意向がある場合も、その前提で候補先を探すことができます。ご希望をお聞かせください。

買い手としての相談もできますか。

買い手側のご支援も承っております。事業戦略から逆算した買収方針の策定、候補先の探索、企業価値の目安の整理、デューデリジェンスの進行管理、そして買収後の統合支援までをお手伝いいたします。

当社はバリューアップとAI実装の知見を併せ持っておりますので、買収した後に何をするかまで見据えたうえで候補先を選定できる点が特徴でございます。

買収したい業種が決まっていないと相談できませんか。

いいえ。買収は必ずしも同業種に限る必要はございません。販売チャネルの獲得、人材の確保、仕入の統合など、目的によって適切な候補先は変わってまいります。

まず何を得るための買収なのかを整理させていただき、そのうえで探索の範囲を設計いたします。目的が曖昧なまま案件を見てしまうと、判断の基準が持てず、結果的に高値づかみにつながりかねません。

相談から成約まで、どのくらいの期間がかかりますか。

案件によって幅がございますが、ご相談から成約まで、おおむね半年から1年程度を要することが多くございます。

相手先の探索に時間を要する場合や、会社分割などの再編スキームを伴う場合には、さらに期間を要することもございます。逆に、候補先がすでに存在する場合には、もっと短い期間でまとまることもございます。

お急ぎの事情がある場合は、その前提で進め方を設計いたします。また、無理に急がせることはいたしません。ご納得いただけるお相手が見つかるまでお付き合いいたします。

どのような流れで進みますか。

おおむね次の流れで進めてまいります。

① 目標設定・事前準備 ② アドバイザリー契約 ③ 打診開始 ④ 簡易調査・意向表明 ⑤ トップ会談 ⑥ デューデリジェンス ⑦ 最終契約・クロージング ⑧ 譲渡実行・PMI

各段階で何を判断していただく必要があるかを事前にお伝えしながら進めますので、先の見通しが立たないまま進行するということはございません。

相談の際に用意しておくものはありますか。

決算書が手元にあれば十分でございます。直近3期分の決算書をご用意いただければ、初回のご相談で具体的な話をお進めできます。

お手元にない場合でも、事業の内容や規模感をお聞かせいただければ、一般的な考え方についてご説明することは可能です。

よくあるご質問の一覧を見る

まずはお話をお聞かせください。

事業の承継、成長のための買収、業績の立て直し。どの段階のご相談でも承っております。検討を始めたばかりで、何から手をつけるべきか分からないという段階でも構いません。

初回のご相談は無償です。いただいた情報は秘密保持を徹底のうえ取り扱います。

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