スキームから探す

再生型M&A(事業再生とM&A)

再生型M&Aは、業績や資金繰りが厳しい会社の事業を、支援する会社(スポンサー)に引き継ぐことで、事業と雇用の継続を図る方法です。金融機関との調整と並行して進めるため、時間の制約が大きく、早い段階でのご相談が選択肢を広げます。

最終更新日:

はじめに知っておきたいこと

会社ではなく、事業を残すという考え方です

収益のある事業を、事業譲渡や会社分割でスポンサーに引き継ぎ、元の会社は債務の整理を行う、という進め方が取られることがあります(第二会社方式)。

金融機関との合意が前提になります

債務の扱いは、金融機関などの債権者との話し合い(私的整理)や、裁判所の手続き(民事再生などの法的整理)の中で決まります。M&Aの手続きは、これと並行して進みます。

時間が、大きな制約になります

資金繰りが続く期間のうちに、相手先の選定と合意を終える必要があります。選べる手段は、時間の経過とともに少なくなってまいります。

留意点

  1. 資金繰りの見通しいつまで資金が続くのかを、日次・週次で把握することが、検討の前提になります。
  2. 情報の扱い信用への不安を招かないよう、情報を開示する相手と順序を、慎重に決めます。
  3. 経営者保証経営者個人の保証の扱いは、債務の整理とあわせて検討します。専門家への早めのご相談が宜しいかと思います。
  4. 専門家との連携弁護士、公認会計士、中小企業活性化協議会などの公的な窓口と連携して進めることが一般的です。

向いている場面

  • 赤字や債務超過が続いているが、事業そのものには顧客や技術があるとき
  • 自力での立て直しに、資金と時間が足りないとき
  • 従業員の雇用と取引先との関係を、できるだけ保ちたいとき
  • 金融機関から、抜本的な計画を求められているとき

手続きの流れ

  1. 資金繰りの見通しを立て、事業ごとの収益を把握します。
  2. 金融機関に現状を説明し、返済の猶予などについて話し合います。
  3. 立て直しの方針(自力での再建、スポンサーの支援)を検討し、相手先を探します。
  4. スポンサーと条件を合意し、債権者の同意、または裁判所の手続きを経ます。
  5. 事業を引き継ぎ、新しい体制で立て直しを進めます。

一般的な流れです。順序や必要な手続きは、会社の状況と契約の内容によって変わります。

関連するコラム

関連する用語

よくあるご質問

ほかのスキーム

本ページは一般的な情報の提供を目的としたものであり、個別の事案に対する助言ではありません。どの方法が適しているか、また税務・法務・許認可の扱いは、会社ごとの状況によって異なりますので、実際のご判断にあたっては、専門家にご確認ください。

まずはお話をお聞かせください。

事業の承継、成長のための買収、業績の立て直し。どの段階のご相談でも承っております。検討を始めたばかりで、何から手をつけるべきか分からないという段階でも構いません。

初回のご相談は無償です。いただいた情報は秘密保持を徹底のうえ取り扱います。

相談してみる企業価値を試算する