M&Aの相手先を探す会社。買収した後の立て直しを支援する会社。システムやAIを実装する会社。この3つは、通常は別々の会社です。
フロレンティナは、この3つを一つのチームで担っています。なぜそうしているのかを、ご説明します。
仕事はつながっているのに、担い手が分かれています
M&Aは、成約した時点で終わるものではありません。譲り受けた会社を自社の事業と結び付け、想定した成果を上げて初めて、目的を果たしたことになります。
ところが実務では、次のように担い手が入れ替わります。
- 成約までは、仲介会社やFAが担当する
- 成約すると、その会社の役割は終わる
- 統合の作業は、買い手の社内か、別のコンサルティング会社が担当する
- システムの見直しは、さらに別の開発会社に依頼する
入れ替わるたびに、それまでの経緯の説明から始めることになります。
引き継がれにくいもの
担い手が変わるときに、抜け落ちやすい情報があります。
- 譲渡側の経営者が、交渉の中で大切にされていたこと:従業員の処遇、取引先との約束、社名や拠点への思い
- 調査で分かった、会社の弱いところ:属人的な業務、古いシステム、管理の仕組みの不足
- 価格の前提とした、相乗効果の中身:何を、いつまでに、どのように実現する想定であったか
これらは契約書や報告書にも書かれますが、文書からは温度感までは伝わりません。その結果、成約の時点の想定と、統合の現場の現実が、少しずつずれていくことになります。
一つのチームで担うと、何が変わるか
調査で分かったことを、そのまま計画に使えます
デューデリジェンスで見つかった課題は、買収後に取り組む項目の一覧でもあります。交渉を担当した者が統合にも関わるため、成約の直後から、優先順位を付けた計画(100日プラン)に落とし込めます。
価格の前提に、責任を持てます
「この相乗効果が見込めるので、この価格が妥当です」と申し上げた者が、その実現にも関わります。成約だけが目的であれば言えてしまうことも、後の工程を担う立場では言えません。
譲渡の前から、価値を高める取り組みができます
譲渡側のお客様には、相手先を探す前に、収益の構造や管理体制を整えるご支援ができます。整えてから譲渡すると、条件が良くなることが期待できます。
AIとシステムの実装まで、自前で行えます
統合や立て直しの計画には、ほとんどの場合、業務の仕組みの見直しが含まれます。月次の数字を早く出す、手作業を減らす、部門ごとに分かれたデータをつなぐ。こうした取り組みは、システムとAIの実装を伴います。
当社はグループ内に、AIとWeb開発を専門とするアメリア・テクノロジーを有しています。計画を立てた者と、実装する者が同じグループにいるため、計画が資料のままで終わらず、実行まで進みます。
背景にあるのは、当事者としての経験です
当社グループは、自らの事業を立ち上げ、売却し、また買い手として事業を引き受けてきました。これまでに売却は11社、買収は4社です。
※売却11社・買収4社は当社グループ自身のM&A実績であり、仲介業務としての成約実績とは別のものです。
売り手としては、譲渡した後の会社がどうなるのかが気がかりでした。買い手としては、引き受けた後の統合に、想定以上の手間がかかることを経験しました。成約の前と後を分けずに担う形は、この経験から生まれたものです。
すべてを当社にお任せいただく必要はありません
それぞれの領域には、当社より深い専門性をお持ちの会社も多くございます。法務や税務は、弁護士・公認会計士・税理士と連携して進めています。
また、3つすべてをご依頼いただく必要もありません。M&Aのご支援だけ、買収後の統合だけ、AIの実装だけ、というご依頼も承っています。必要になったときに、同じチームがそのまま続きを担える状態をご用意していることが、当社の特長です。
当社の体制について詳しくは、私たちの強みのページをご覧ください。
